2017年 北海道一周 スーパーカブの旅 52日目 最終日-1

しょうきち

-

IMG_9825_20180216062944509.jpg
長万部公園キャンプ場/長万部町

2017年9月4日 月曜日 


旅の最終日は5:30に起床。外に出ると晴れている。最終日なので今日は絶対に晴れていてほしかったのでこの晴天はマジで嬉しかったよね。



IMG_9830.jpg
長万部公園キャンプ場/長万部町

歯を磨いた後はキャンプ場を散歩したのだが、朝起きてキャンプ場を散歩するのも今日が最後だと思うと少し寂しい気がした。


IMG_9827.jpg
長万部公園キャンプ場/長万部町

最終日は1分でも時間を有効に使いたかったので急いで撤収作業を始める。当たり前のように毎朝していたパッキングも今日で最後なんだなと思う寂しい気持ちと、明日からはこの面倒くさいパッキングも もうしないで済むんだなと思う気持ちが交錯していたので、最後のパッキング作業は何ともいえない気持ちになっていたよね。

いよいよ今日でカブの旅が終わるんだな・・・

何ともいえない気分のまま最後の空気圧チェックも済ませ6:30に出発。



IMG_9829_20180220095907513.jpg
長万部公園キャンプ場/長万部町

お金をまだ払っていないのだが管理人がまだ来ていないんだよね。たかだか500円で後から何かいわれるのが嫌だったので使用料を払っていきたかったのだが、まあ いないものはしょうがないよね。


IMG_9832.jpg
長万部温泉ホテル/長万部町

先ずは昨日雨が降っていて入れなかった長万部温泉に入っていく。旅の途中で温泉に入ってからまたバイクを運転するのは(眠くなるから)嫌だったのだが、朝一から入る分には問題はない。逆にガッツリと眠気が覚めるので朝一からの温泉は歓迎である。


IMG_9834_20180216062950564.jpg
長万部温泉ホテル/長万部町

常連のおっちゃんと一緒に入ったのだが、常連のおっちゃんはすぐに出ていったので朝風呂を独占できたのが嬉しかった。浴槽は狭かったのだが泉質は抜群で温泉は少し熱かったかな。料金は440円+ドライヤーが10円であった。



IMG_9838_20180216062922cf8.jpg

長万部駅


今日は洞爺湖や地球岬に行く予定なのだが、先ずは豊浦町の文学碑公園に向かうことにした。


IMG_9840_20180216062923e34.jpg
国道37号/長万部町

今日は特に事故と取り締まりに注意していく。最後の最後に事故や切符を切られたら洒落にならないからね。



IMG_9841_20180216062925bb9.jpg

国道37号/長万部町

途中で虫がヘルメットにぶつかってきてコーンって音がヘルメットを通じて耳に響き渡ってきたのだが、こんな北海道ツーリングあるあるも今日が最後になるのかと思うと寂しいよね。地元を走っていても虫がぶつかってくるなんて事は殆どないからね。



IMG_9842.jpg
国道37号/長万部町

今年の旅では半キャップも持参して天気のいい日は半キャップで走ろうかとも考えていたのだが、シールド無しのヘルメットで北海道ツーリングをすることが不可能なことが今回の旅でよく分かったよね。まあ 虫に関してはスーパーカブに取り付けたショートバイザーの効果は絶大だったよね。ショートバイザーのおかげで風や虫からだいぶ防御してもらえたと思う。カブにはカバーがたくさん付いているのだが、このカバーが防水や防風や錆にくくするなどの大きな役割を果たしているんだよね。今回旅をしてみて本当にカブは優秀なバイクだと思ったわ。



IMG_9850_20180220111233d69.jpg
IMG_9846.jpg
国道37号/長万部町

途中で本日一発目のライダーとすれ違って挨拶を交わした。そして 数分後、後方からライダーが挨拶をしながら自分を抜いていったのだが、ライダー同士の挨拶も今日が最後なんだなと思うと少し寂しい気分になるよね。


そんなに交通量も多くないし路側帯も広いので、後続車に怯えることもなく今日でバイク旅が終わる寂しさをしばらく感じながら走っていた。なんなら後2~3日間旅を延長してもいいかなと思いながら運転していたのだが・・・



IMG_9852_2018022212521090c.jpg
国道37号/長万部町

しかし 峠道になると路側帯も狭い場所が多くなってきて、何故か路側帯の狭い場所に限ってトラックが来て恐怖を感じることが続いていたので、もう センチメンタルな気分は一気に吹っ飛んでしまい この先からはずーっと後続車に怯えながら走っていた。

 
IMG_9853.jpg
国道37号/豊浦町

特に怖いのがトンネル内であった。トンネル内で後方からトラックが近づいてくる時の恐怖はマジでハンパなかったわ。


IMG_9854_20180222125211aba.jpg
国道37号/豊浦町

とにかくこの緩い峠越えが(自分の中では)想像以上にきつかったので、もうマジで疲れたわ。
もう今日で旅が終わる寂しさも一気に吹っ飛んで何かもう早く帰りたい気分になってきたわ。


IMG_9855.jpg
国道37号/豊浦町

端っこを走っていたのに理不尽なクラクションまで鳴らされたからもう最悪で完全に心が折れてしまった。今回の旅では結構幹線道路を走ったのだが、ここまで怖いとか嫌な思いをしたのは今日が初めてだったよね。でも 自分も普段は車に乗っている事が多くて、遅いバイクを鬱陶しく思っていたことも多かったので、原付がうざくて邪魔くさい気持ちも良く分かるんだけどね(笑)



IMG_9858.jpg
道道609号/豊浦町

とりあえず国道を逸れて道道に逃げ込む。この道は自分のお気に入りの道で一度バイクで通ってみたいと思っていた道なんだよね。



IMG_9862.jpg
IMG_9864.jpg
礼文駅/豊浦町



IMG_9866_20180216062938754.jpg
道道609号/豊浦町

国道から逸れたら一転してガラガラになったので再びテンションが上がってきた。


IMG_9868.jpg
IMG_9870_2018022408562856e.jpg
道道609号/豊浦町



IMG_9872_201802201409014e1.jpg
IMG_9871_20180216063704225.jpg

文学碑公園/豊浦町


文学碑公園で休憩タイム。


IMG_9873.jpg
IMG_9874.jpg
IMG_9876_20180216063640b57.jpg
文学碑公園/豊浦町

誰もいない海岸でコーヒーを飲みながらぼけーっと海を眺める。こうやって誰もいない空間でぼけーっと景色を眺めていられるのも今日が最後だと思うと寂しいよね。



IMG_9878.jpg
大岸シーサイドキャンプ場/豊浦町

ここのキャンプ場にも誰もいなかった。ここのキャンプ場にも一度泊まってみたいと出発前には思っていたのだが、実現できなかったのが残念である。



IMG_9882_201802160636431d9.jpg
大岸シーサイドキャンプ場/豊浦町

天気が良くて誰もいなかったからめちゃめちゃ気分が良かったわ。


IMG_9886_20180216063646499.jpg

大岸シーサイドキャンプ場/豊浦町


もうしばらくこのテントを使うこともないと思うのでここの駐車場でしっかりと乾かしていく。しっかりと乾かしてから畳まないとカビが生えてきちゃうからね。


ここでテントを乾かしているとレンタカーに乗った2名の鉄オタさんが来て茂みをかき分けて線路に入っていった。


IMG_9887.jpg
大岸シーサイドキャンプ場/豊浦町


どうやらこの電車を撮りにきたらしい。


IMG_9891_20180216063650a50.jpg
道道608号/豊浦町

テントを乾かした後は洞爺湖に向かおうとしたのだが、もう国道を通るのが憂鬱なんだよね。



IMG_9894_20180216063652f76.jpg
豊浦温泉しおさい/豊浦町

豊浦市街に移動して温泉付近を適当にバイクで流してみた。


IMG_9896_20180216063652a7f.jpg
豊浦海浜公園キャンプ場/豊浦町



IMG_9898_20180216063654e6f.jpg
豊浦海浜公園キャンプ場/豊浦町

ここのキャンプ場も全然人がいなかったよね。



この後は洞爺湖に行こうと思っていたのだが、もう今日は洞爺湖をパスすることにした。毎年 旅の最後は洞爺湖に寄って旅を締めることが多かったのだが、洞爺湖に寄ってからまた地球岬まで行くのが面倒だったからね。だからもう洞爺湖はスルーすることにした。



IMG_9902.jpg
有珠駅/伊達市

で、この後は国道37号を通って地球岬に向かっていたのだが、もう国道37号を(50ccで)通って行くのが耐えられなくなってきていたんだよね。


IMG_9904.jpg
道道779号/伊達市

とりあえず再び脇道に逃げ込む。

北海道 ←ブログ読んで下さってありがとうございます。