2012 北海道 車中泊の旅 40日目-1 宗谷岬~稚内フェリーターミナル~利尻島
5:00 起床。
起きると曇っていたのだが、今日の予報は晴れの予報なので、予報を信じて 今日は利尻島に行くことにした。
宗谷岬/稚内市
まだ朝早いのだが、宗谷岬には3組の観光客が訪れていた。
今日はゆっくりしている余裕はない。
7:30発のフェリーに乗らなければならないので 5:40に稚内フェリーターミナルに向かった。
道の駅わっかない/稚内市
道の駅の駐車場に到着して、なるべく人目に付きやすい手前に車を停めた。
ここなら車上荒らしにやられる可能性は極めて低いと思う。
さすがに利尻島にジャージで行くのは恥ずかしいので 今日はジーンズを穿いていくことにしたんだけど、ジーンズを穿いたのは 今年の旅では初めてであったと思う。
フェリーターミナル/稚内市
フェリーターミナルまでは道の駅から歩いて10分弱である。
稚内フェリーターミナル/稚内市
稚内フェリーターミナル/稚内市
フェリー代は往復約4,400円であった。
稚内フェリーターミナル/稚内市
天気が曇り時々晴れになっている。
うーむ。ヤバいかも・・・
稚内フェリーターミナル/稚内市
利尻島と礼文島に出航する時間はどちらの便も一緒の7:30である。
サイプリア宗谷
乗船すると船内はすでに満席で ほとんどの乗客はツアー客のようであった。
出港直後の稚内の町並み
定刻通りの7:30に船は出港したんだけど、船が港からどんどん離れていく光景は素敵であったよね。
稚内の町並みが遠ざかっていく。
自衛隊の方がカモメに餌をあげていたんだけど、なんかこの方はめっちゃ寂しそうなオーラが溢れていたんだよねw
フェリー船内
礼文島が見えてきた。
今年の旅の出発前までは礼文島にも行く予定だったのだが、今回はパスすることにした。
ジーンズやまともな服を着たのは今年の旅で初めてであったよね。
晴れてはいるんだけど、利尻島の上空は低い雲に覆われているんだよね・・・
フェリー船内
稚内港を出港して1時間40分。
利尻島がかなり近づいてきた。
あれ(写真右)が有名なペシ岬か?
初めて見るペシ岬に気分がますます高まっていく。
利尻山は完全に雲に隠れてしまっているのが辛い。
利尻島は利尻山が見えていなければ話にならないだろう。
もう今日は曇っていても来るつもりだったのだが、やはり利尻山が見えないと辛いわ。
ペジ岬
天気は悪いのだが 初めて見る光景に胸が高鳴る。
ついに来たか。2008年の旅で利尻富士を見て強く行きたいと思っていた利尻島。
2009年に150日近くも北海道を旅していたのだが、何故か訪れることができなかった利尻島。
天塩町の河川公園やオロロンラインから眺める利尻山を毎年見ては常々行きたいと思っていた利尻島。
遂に来たか~。なんだか期待で胸が弾けそうな気分であった。
利尻島
とりあえず 今日は日帰りで とりあえず 今日は様子見といったところである。
利尻島が素晴らしいなあと思ったら、新たに計画を立てて 後日 利尻島には改めて訪れるつもりである。
鴛泊港フェリーターミナル
あのプレハブがフェリーターミナルなのか?
鴛泊港
フェリーターミナルは新設工事らしくて現在は小さなプレハブの仮設ターミナルが建てられていた。
鴛泊フェリーターミナル
今日は日帰りの下見とはいえ、天気が悪いのはショックである。
とても晴れそうな気がしないので 午前中の天気はもう諦めて 午後からの天気の回復に期待するしかないかな?
鴛泊港
とりあえずバイクを借りようと思っていたのだが、肝心のバイク屋がないんだけど・・・
一瞬 焦ったのだが、端っこの方にレンタルバイク屋があったのでほっとしたわ。
ちなみに料金は3,000円で しかもガソリン代込みとめちゃめちゃ良心的な価格であった。
今日の相棒の原チャ
料金は安かったのだが、ただヘルメットは汚かったんだよね。車の中に半キャップのヘルメットを積んであるので 持ってくればよかったなと少し後悔したよね。
9:20 利尻島一周の旅がスタート。
出発するとすぐにガソリンスタンドがあったのだが、159円と離島価格でかなり高い。
稚内市街より30円くらい高いかな?
道道108号を道なりに進んでいく。
バイクなのでゆっくり走りながら進んでいく。
やはり離島周りはバイクの方が機動力もあって便利である。
停まりたい所ですぐに停まれるし、何よりも小回りが利くのが大きい。
ペシ岬と鴛泊港フェリーターミナルが見える。
雲っているのだが眺めは良かった。
道路脇では昆布干しをしていた。
まずは姫沼に向かう。
姫沼に向かう途中には姫沼展望台がある。
この後は上り坂をのぼって姫沼に向かったのだが、とにかく勾配がきつい・・・というか バイクのパワーが弱すぎなんだよね
途中でまじでパワー不足で停まりそうになったのでびびったのだが、何とか姫沼まで到着することができた。
フェリーターミナルからスタートして約15分で姫沼駐車場に到着。
湖の背後に聳える利尻山と湖面に映る逆さ富士。この二つが揃わなければ、ここには来る価値はないと思っていたのだが・・・
まさか湖面に反射する利尻富士どころか、利尻富士まで見えない日に訪れることになるとは思ってもみなかったな。
姫沼
全く利尻山が見えない。覚悟はしていたのだが、この時の落胆はかなり激しかったよね。
ぶっちゃけ利尻富士が見えないと何処にでもあるただの池と一緒なんだよね。
しかし 自分は時間があれば島を2周するつもりなので、午後にもう一度訪れることができると思うので 午後の姫沼に期待することにして、気持ちを切り替えて 一旦この場所を後にした。
北海道の夏の風物詩である昆布干し。
姫沼の後は道道を時計周りでどんどん進んでいく。