車中泊の旅 60日目-3 礼文島 8時間逆コース リタイア
道があった!
道が良く判らないのだが、ここが道なのか?
ここから一気に滑りやすい急な上り坂が始まる。
この辺りはめちゃくちゃ滑る。
ロープをつかまないと登れないレベルの急斜面であった。
うおおおおー! すげーえ!!
この付近からの絶景に感動して写真を撮りまくっていたんだよね。
8時間逆コース
もうしんどいわ。
この付近で少し休憩をする。
しかし礼文島は本当に凄い場所である。
ここの場所の素晴らしさをブログで伝えられないのがとても残念である。
ひたすら登っていく。
崖を登りきった後はしばらく林道が続く。
逆からスタートする場合、案内標識はすべて逆になるので注意が必要になる。
アナマ1km?アナマとは一体何処のことだったんだよ?
※後で調べたらアナマとは先ほど休憩をしていた海岸のことで、先ほどの海岸がアナマ海岸と呼ばれていたらしい。
少しだけ開けた場所に出れた。
一時的に視界の開けた場所に出ることもあるのだが、基本的には展望の開けない道が続いていた。
ここから先はまた展望の開けない道を進むことになる。
8時間逆コース
ひたすらつまらない林道を進んでいく。
もうかなり疲れていたので腰を下ろして休憩したかったのだが、腰を下ろせそうな場所がまったくないんだよね。
休憩できそうな場所が現れるまで休むことができないのでまじで辛かったよね。
途中でようやく3人組みの若者とすれ違ったんだけど、この日、8時間コースを歩いたのは自分を含めてたぶんこの4人だけだと思う。
ようやく座って休憩ができる場所があったのでここで少し休憩をする。
どうせ誰も来ないのだから裸になって休憩をするw
最後に1本だけ残っていたペットボトルのお茶を一気飲みしたのだが、これでもう水がなくなってしまった。
今日は2リットルのペットボトルを用意していたのだが、2リットルでは全く水が足りなかった。
まだまだ先は長いのだが、この時点で水がなくなったのは辛い。
びちょびちょのTシャツを乾かす。
しかしここは凄い。
川の流れる音と虫の鳴き声しか聞こえない。
絶対に都会では味わうことのできない自然とのふれあいを感じていて、まるで別世界にいるような気分であった。
この山が礼文岳か?
海が見えてきた。
丘陵地帯へ入る。
振り返ると超絶景であった。
腰を下ろして休憩。
耳を澄ますと風の音が聞こえる。
風にそよぐ草の音が心地良い。
たまに鳥や虫の鳴き声も聞こえてくる。
ここはまさに自然との一体感を感じることのできる場所で、もう 何もかもが素晴らしい場所であった。
もう今日はスコトン岬にゴールすることは諦めて、今日は浜中でリタイアすることにした。
もう喉もからからだし、足も痛いので もう限界で澄海岬に行く気力はない。
バスの時間を調べると浜中発16:30のバスがあるので、このバスに乗って香深まで戻ることにした。
休憩を終えて出発。
西海岸の絶景を見ながら歩く。
召国集落分岐?
あとから判ったことなのだが、ここを左折すると召国という集落に行けたらしい!?
西海岸には宇遠内以外にも召国という集落もあるようだ。
8時間逆コース
振り返ると再び超絶景が広がっていたので再び腰を下ろして休憩。
言葉にならないような眺めであった。
この電線が気になっていたのだが、この電線は召国集落に通じている電線だったようだ。
もうこの辺りではくたくたであった。