北海道の旅 63日目 礼文島 フェリー欠航
ノシャップ岬/稚内市
2012年8月30日 木曜日
4:50 風の音で目が覚めた。
起きたら信じられないような強風である。
これだけ風が強いとフェリーが欠航するのは小学生でも判るであろう。
ノシャップ岬/稚内市
立っていられないレベルの強風であった。
この強風は寝耳に水であったのだが、携帯からフェリーの運行状況を確認すると案の定フェリーは欠航になっていた。
しかし とても諦めきれない。
判ってはいるのだがフェリーターミナルに向かうと・・・
当然フェリーは欠航であった。
今日と明日はこの旅の集大成として礼文島のトレッキングに臨むつもりでいのに、この仕打ちとは・・・
このフェリーの欠航で完全な無気力状態に陥ってしまった。
もう帰ろう。もう旅を終わりにしよう。
予約していた宿を携帯からキャンセルして・・・
道道106号
とにかく南下して苫小牧を目指した。
道の駅なかがわ/中川町
ここの道の駅に到着したらめっちゃ眠くなってきたので1時間位眠ってしまった。
もう旅をやめて帰るといっても、9月1日の夜に旭川で用事があるんだったわ。
道の駅おといねっぷ/音威子府村
音威子府でそばを買い込む。
幌加内経由にしたのは最後に朱鞠内湖に寄りたかったからである。
朱鞠内湖/幌加内町
朱鞠内湖の眺めは素晴らしい眺めだったよね。
朱鞠内湖/幌加内町
人もほとんど居なかったのでとても静かな場所であった。
朱鞠内湖/幌加内町
外は暑いのだが風が強いので助かる。
国道275号/幌加内町
とりあえず 旭川市街に向かった。
そばの花展望台/幌加内町
当然 この時期にそばの花は咲いていなかった。
そば畑の駐車場で休憩をしていたのだが、朝からだいぶ時間が経っていたので気持ちもかなり変わってきた。
このまま礼文島をパスして良いのだろうか?
礼文島の最大の魅力でもあるゴロタ岬と桃岩展望コースのトレッキングをパスして帰って良いのだろうか?
国道275号/幌加内町
旭川に向かいたい気持ちと稚内に戻りたい気持ちが交錯していた。
道の駅森と湖の里ほろかない/幌加内町
道の駅森と湖の里ほろかない/幌加内町
そばが大好きなのでここでもそばを買った。
この辺りから明日礼文島に行きたい気持ちがむっちゃ強くなってきた。
来年は絶対に北海道には行かないと決めている。
だからこそ最後にもう一度礼文島には行きたい。
よし、稚内に戻ろう。
国道232号/苫前市街
オロロンラインルートで稚内に戻る。
しかし 午前中の自分は一体何だったのだろうか。
本当に自分の馬鹿さ加減にあきれながら稚内に戻っていたよねw
苫前温泉ふわっと/苫前町
HOが使えるので苫前温泉に寄っていく。
国道232号
温泉から出た後は一気に稚内に向かった。
国道232号
西の空がめちゃめちゃ焼けている。
車を停めて夕日を見たかったのだが、なかなか車を停められる場所がない。
結局 車が停められなくて夕日を見ることはできなかった。
国道232号
もしも今日朱鞠内湖に寄っていなければ国道40号をそのまま南下していて、今ごろはもう旭川の宿に泊まっていたであろう。
果たして稚内に戻る決断を下したのは正解だったのだろうか?
天塩川河川公園/天塩町
お気に入りの天塩川河川公園に寄り道。
夜のオロロンラインを走るのは今年2度目であった。
夕日ヶ丘パーキング/稚内市
20:15 夕日ヶ丘パーキングに到着。
ここから道の駅までは10分程度なので今日はここで寝ることにした。
夕日ヶ丘パーキング/稚内市
しかし 今日の自分は一体何をやっていたのだろうか?
意味もなく434kmも走ってしまった。
とにかく1日潰れてしまったので 後1日しか礼文島に滞在することができなくなったのは痛い。
歯を磨きに外に出るとまだかなり風が強い。ヤバい。まさか明日もフェリーが欠航するなんていうオチはないだろうなw
明日は晴れの予報なので天気予報が外れないことを祈りながら眠りについた。