車中泊の旅 13日目-2 敏音知岳(ピンネシリ岳)~クローバーの丘
道の駅ピンネシリ/中頓別町
道の駅には登山届が置いてあるので見てみると どうやらもうとっくの昔に山開きはしていたらしい。よって 今からこの山に登ることにした。

ピンネシリ岳/中頓別町
まずはトドマツの林の中をひたすら歩く。虫がたくさんいるので虫よけスプレーを体に吹きかけながら進んでいく。
ピンネシリ岳/中頓別町
初めて使う熊よけの鈴なのだが これがなかなかうまく鳴ってくれない。何処に付ければうまく鳴るのだろうか?最初はリュックに付けてみたのだがあまりうまく鳴らないので焦る。
写真のような日のあたる明るい感じの場所は少し安心なのだが、日があたらない道はマジで怖いんだよね。
こんなに登山道が怖いとは思わなかった。なんやかんや言っても熊と遭遇する確率は低いだろうし、ましてや熊に襲われることなどは天文学的な確率なのだろうと思っていたのだが、今までの考えはすべて撤回する。とにかく熊がまじで怖い。手で鈴をガンガン鳴らしながら進んで行く。
ピンネシリ岳/中頓別町
前日の雨の影響で道がかなり泥濘んでいたので少し歩きにくかったし、とにかく暑くて汗だく状態であった。虫にやられるのが嫌やったのでジャージを着ていたのでめちゃくちゃ暑かった。また、たまにトカゲ?が横切ったりもしたのでマジでびっくりした。またアブらしき虫が顔面に近づいてきたりもしたのでもう最悪であった。
ピンネシリ岳/中頓別町
視界の開けない林の中をひたすら歩いていたのだが、ようやく視界の開けた場所に出れた。
ピンネシリ岳/中頓別町
もうすぐ山頂なのだが ここで右足の内側の関節付近を痛めてしまった。足を曲げるとむっちゃ痛い。
ピンネシリ岳/中頓別町
敏音知岳を制覇!
当然 山頂には誰も居なかったわ。
ピンネシリ岳/中頓別町
山頂は残念ながら雲に覆われていたので見晴らしはイマイチであった。しかし 2時間弱もひたすら登り続けて漸く頂上に辿り着いた時の達成感はやはり素晴らしいものがあったよね。
ピンネシリ岳/中頓別町
疲れきっていたので座り込んで休憩していると、かなり雲が切れてきて景色が開けてきた。
ピンネシリ岳/中頓別町
利尻山や宗谷丘陵が見えなかったのは少し残念なのだが、まあ 満足ができた登山であった。
ピンネシリ岳/中頓別町
山頂には小さな祠もあった。
1時間山頂にいたのだが、お腹が空いてきたのでそろそろ下山する。下山も足を痛めていたので辛かった。しかも 登りにはなかった動物の糞があったので、勝手に熊の糞だと思いこんでビビりまくりながら下山していった(笑)
ピンネシリ岳/中頓別町
結局 誰ともすれ違わずに何とか無事に下山できた。前回の恵山に続いて二山目の制覇である。
しかし まだ登山道では誰とも一度もすれ違っていないんだよね。今日なんかは誰か一人でもすれ違っていれば大分熊に対する恐怖も和らいでいたと思うんだけどね。
道の駅の隣には温泉があるので助かる。ここの温泉に入るのは2年ぶりである。たしか前回は、ここの温泉に入ってから隣の道の駅で車中泊したんだよね。
温泉に入ると3人の先客がいた。地方の温泉には地元の常連の独自の入浴ルールがあるので、地元の方に怪訝な顔をされないように気を使いながら風呂とサウナに入って疲れを癒やした。
国道沿いからはさっき登った敏音知岳が見えていた。
クッチャロ湖キャンプ場/浜頓別町
温泉から上がった後はクッチャロ湖キャンプ場に移動。
クッチャロ湖キャンプ場/浜頓別町
もう疲れていたので ここの駐車場で寝ようと思ったのだが、雰囲気が悪かったので猿払村の道の駅まで移動することにした。
道道84号/浜頓別町
クローバーの丘に寄ってみる。
クローバーの丘/浜頓別街
クローバーの丘/浜頓別街
幸福の鐘があったので鳴らしといた。
クローバーの丘/浜頓別街
国道238号/猿払村
クローバーの丘の後は道の駅 さるふつ公園に向かったのだが、途中から濃霧になってしまった。さっきまであんなに晴れていたのに・・・
道の駅さるふつ公園/猿払村
道の駅に到着して本日終了である。
道の駅さるふつ公園/猿払村
道の駅さるふつ公園/猿払村
今日は海側の駐車場で寝る。
小型のテレビで夜はテレビを観ていたのだが、充電が間に合わないのでこの日からテレビを観ることが殆どなくなった。