北海道 車中泊の旅 51日目-2  雨竜沼湿原~南暑寒岳

しょうきち

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雨竜沼湿原/雨竜町


他の観光客の方と間隔を空けながらゆっくりと進んで行く。かなり遠くの方から他の観光客の熊避けの鈴の音が聞こえてくる。


 
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雨竜沼湿原/雨竜町


咲いていた花。



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南暑寒岳


ここが登山道との分岐点である。

この先の急な階段をのぼると いよいよ南暑寒岳に突入することになる。

 

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南暑寒岳


ここからは今までの大自然満喫状態から一転して緊張感の走る道となった。とにかく熊が出没しそうな雰囲気がめっちゃ強いので めちゃくちゃ怖いのである。熊避けの鈴を手で大きくまわしながら進んで行く。他の観光客のみなさんは登山をパスしていていたので 南暑寒岳に登る人は他には全然居なかった。



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南暑寒岳


展望台があるので少し寄り道。

 
 
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南暑寒岳


修理する予算がないのだろうか?展望台は崩壊しかかっていた。



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南暑寒岳


慎重に展望台に上ってみた。



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南暑寒岳


展望台からの眺め。


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やっと七合。


展望台から先の登山道はとにかく辛かった。きついし虫も多いし 何よりも熊が怖いので最悪であった。顔に虫が纏わり付くので顔にタオルを覆ってその上から虫よけスプレーを大量に噴射して顔を隠しながら進んで行った。見通しも悪いので景色は全然楽しめないし、何よりも熊の存在がガチで怖いので緊張しながら登っていった。やがて一人の下山者とすれ違ったのでく挨拶をする。ここで他の人間を見たので熊に対する不安は結構和らいできた。



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南暑寒岳


とにかくきつい。もう歩けない。少し広いスペースに出たのでここで少し休憩。


 
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南暑寒岳


少し休んでからゆっくりと山頂を目指す。2~3分歩いたら2~3分休んで少しずつ登っていく。そして頂上の直前で下りてくる人に挨拶をすると自分が余程疲労困憊しているように見えたのか「あともう一息だよ頑張って」などと、かなりの励ましのお言葉を頂いた。


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南暑寒岳


あと一息。

 
 
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南暑寒岳


そして遂に南暑寒岳制覇!! やったぞ!!



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南暑寒岳


到着と同時にもう動けないので座り込んだ。30分くらいは動けなかった。先程抜かれた2名の方は既に缶ビールを飲んでいる。なるほど。自分はビールを飲まないので今度から自分は缶コーヒーを持参して山頂に到達したら缶コーヒーをゆっくりと飲むことにしよう。やがて 先客の2人が下山したので誰も山頂には居なくなった。



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南暑寒岳


12:10ごろに到着したので 約4時間30分もかかったのか・・・

むちゃくちゃきつい山だったわ。


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南暑寒岳


多分 この正面の山が暑寒別岳なのだろうな。



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南暑寒岳


暑寒別岳に向かうにはこの張ってあるロープを掴みながら一旦下りてから再び登るらしい。とても ここからは素人には無理である。でも 暑寒別岳からは多分なのだが 日本海も見えると思うので絶景だと思う。できれば登ってみたいのだが。



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南暑寒岳


もう二度と来ることはないだろうな。さようなら南暑寒岳。



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雨竜沼湿原/雨竜町


下山はめっちゃ楽であった。体力が回復しているので一気に下山して湿原まで戻る。

 

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雨竜沼湿原/雨竜町


しかし 湿原に到着すると再び疲労困憊となって一気にスローダウンとなった。 



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雨竜沼湿原/雨竜町


しかし 観光客が全然居ない。遥か前方に数名のグループがいてるだけであった。



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雨竜沼湿原/雨竜町


ここの湿原は凄過ぎる。
 

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雨竜沼湿原/雨竜町


言葉にならないほどの大自然であった。登山の後、ほぼこの湿原を独占できたので感無量であった。


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雨竜沼湿原/雨竜町


本当に動けなくなったのでここで少し休憩。

 

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雨竜沼湿原/雨竜町


管理棟まで戻ってきたのは16:40ごろであった。とにかく疲れたのだが、雨竜沼湿原の素晴らしさは正に圧巻であった。



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道の駅サンフラワー北竜/北竜町


コンビニで食料を買い込んでから 今日の寝床の道の駅に併設されている温泉にHOを使用して入ったのだが、むっちゃ疲れていたから風呂に入るのもしんどかった。


ここの道の駅は何回か車中泊をしたことがある。いつもガラガラだったのだが、さすがに7月に入っているので 今日は沢山の車が車中泊をしていた。


北海道 ←ブログ読んで下さってありがとうございます。