2009 車中泊の旅 82日目 空沼岳~万計沼~真簾沼

しょうきち

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道の駅名水の郷きょうごく/京極町

2009年8月6日  


6:00前に起床。歯を磨いてから周辺を少し散歩する。




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羊蹄のふきだし湧水/京極町
 
湧水を飲みに行くと、水汲み場の周辺には霧がかかっていた。




現在の天気は曇っているのだが 今日は晴れるらしいので、時間が経てば今日は晴れてくるだろう。今日は車を取りに札幌市街に行ってから空沼岳に登る予定なので、少し早めの7:00に札幌へ向けて出発する。今日は強行スケジュールなので急いで札幌に向かった。




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道の駅望羊中山/喜茂別町

天気は予報通り回復してきていて ここからは羊蹄山と先日登った尻別岳が見えた。




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国道230号
 
国道230号を通って札幌市街の修理工場に向かう。定山渓温泉を過ぎて札幌市街に入ると一気に交通量が増えて渋滞に捕まる。札幌は北海道とは思えない まるで別世界にいるような感じの人混みであった。渋滞も激しくて大幅に時間をロスしてしまったのだが、何とか修理工場に到着。今回はきちんとCDも直っていた。車の荷物を積み替えて急いで空沼岳に向かう。しばらく慣らし運転をしながら空沼岳に向かうも特に問題は無いようである。ようやく修理が完全に終了した。ここの修理工場の担当者には親身に対応して頂いたので感謝している。話によると保険会社が大分金を出し渋っていたのでやり繰りが大変だったらしい。



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空沼岳入り口


この道で合っているのか少し不安だったのだが、空沼岳の案内標識があったので一安心である。




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空沼岳入り口


採石場の中を通過して空沼岳に向かう。



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空沼岳入り口


途中で道を間違えたりもしたのだが なんとか駐車場に到着。駐車場に到着すると3台の車が停まっていた。自分も急いで支度をして11:10ようやく登山開始である。



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空沼岳


空沼岳までは7.7kmと結構な距離がある。出遅れたのが痛い。



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空沼岳


こんな感じの道が続く。



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空沼岳


こんな感じの場所もあった。

この辺りでヘビがいたのだが、このヘビが自分目掛けて向かって来たので声を上げてビビってしまった(笑)




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空沼岳


単調な道が続く。周りは木々に覆われていて何も見えない。

道はぐちょぐちょな所もあってカエルが結構いた




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空沼岳


川沿いを進んで行く。
 
空沼岳に登ろうと思ったのは、途中にある万計沼と真簾沼というとても素晴らしい沼があるからである。



 
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空沼岳


単調な道をひたすら進んで行くとやがて沼が見えてくる。これがたぶん万計沼だろう。



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万計沼


12:45 万計沼に到着。

 
 


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万計沼

周辺には誰も居なかった。ここには丸太があって腰を下ろして休憩できるので ここで少し休憩をする。喉がからからなので ここで水を1リットルくらい一気に飲んだ。



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空沼岳


万計沼のすぐ近くには万計山荘がある。


陽を浴びながら万計沼を見ているのは気持ちが良いので もう少しここに居たかったのだが、あまり間がないので先に進むことにする。

 



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空沼岳


次は真簾沼を目指す。途中で2組の家族連れとすれ違った。



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真簾沼

13:35 真簾沼に到着。ここは凄い。素晴らしい沼である。この真簾沼と大沼が今年の旅では今のところ自分の中ではダントツでNo1であった。




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真簾沼

ここには2組の先客が居て 自分と入れ代わりで年輩の夫婦の方たちは下山して行ったのだが、もう1組の家族連れの方々が左端の方に居るのが気になる。こんな素晴らしい場所は1人で独占したい場所なので、一旦 真簾沼から離れることにして、空沼岳をまずはクリアしてから 帰りに改めて真簾沼に訪れることにする。そうすれば時間的にもこの真簾沼には多分誰も居ないだろう。




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龍神地蔵

真簾沼のすぐ先にはお地蔵様が祀られていた。龍神地蔵と書いてある。



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空沼岳


急いで空沼岳に向かう。真簾沼から先も相変わらず周りは木々に覆われていて何も見えない。



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空沼岳


ごっつい岩の斜面を登って行くのできつい。



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空沼岳


ようやく左手の視界が開けてきた。何処かの街の市街地が薄っすらと見える。



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空沼岳


厳つい岩の上を歩きながら進んで行く。



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空沼岳


あと一息。



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空沼岳山頂



そして14:35に空沼岳頂上に到着。空沼岳を制覇!




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空沼岳山頂



札幌市街だろうか?




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空沼岳山頂/支笏湖方面





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空沼岳山頂 羊蹄山方面





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空沼岳山頂


この山には何と山頂標識がないのである。山頂標識を撮影するのがこの山に登った証となるので 山頂標識がないのはめちゃめちゃ残念であった。ちなみに後日登った美瑛岳にも山頂標識は無かった。

 


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空沼岳山頂


ここでパンを食べながら休憩。山頂で飲む缶コーヒーがめちゃめちゃうまい。ガスっているのが少し残念ではあるのだが、昨日のオロフレ山や一昨日の尻別岳に比べれば大満足である。誰も居ない山の頂上は最高である。もっとずっーとこの場所に居たかったのだが、そろそろ下山しなくては。夕方は熊の出没率が大幅にアップするので早めに下山しなけれはならない。11:00過ぎからスタートしたのが悔まれる。




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空沼岳山頂


赤い屋根の小屋が見える。たぶん先ほどあった避難小屋だろう。



15:10に下山する。もう二度とこの空沼岳に来ることはないだろうな。さようなら空沼岳。
 


 

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真簾沼


15:50に再び真簾沼に到着。




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真簾沼

予想通り誰も居ない。ここはかなりいい。



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真簾沼 

とても静かで心が和む。池の中にはおたまじゃくしも沢山いた。正に手付かずの豊かな自然が残る場所である。もっともっとこの場所に居たかったのだが 熊が怖いので断腸の思いなのだが下山することにする。ここも多分もう訪れることはないだろうな。さようなら。真簾沼


ここからは急いで下山する。そしてこの頃から喉が痛くなってきた。明らかに風邪の兆候である。この旅でも3回くらいはあったのだが、登山などで激しく体力を消耗すると、翌日には必ず風邪を引いていた。

 


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万計沼

再び万計沼に到着。ここも昼よりも今の方が全然雰囲気が良い。5分だけここで休憩した。




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空沼岳下山


帰りは薄暗くなってきたのでめちゃめちゃ熊が怖い。写真が若干ピンボケなのは早歩きの状態で撮影したからである。



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空沼岳下山


熊も少し前に出没している。



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空沼岳下山


無事に17:50に下山。既にここの駐車場には誰も居なくなっていた。



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修理が完了した車

京極温泉に寄ってから寝床の道の駅に21:00に到着して本日終了である。とにかく今日は疲れたのだが満足の1日であった。そして久々に自分の車での車中泊である。やはり自分の車の方が落ち着くちなみにレンタカーは4,526kmの走行で燃費は15.57であった。自分の車の燃費が約18.7くらいなので、リッター3キロ程度レンタカーの燃費は悪かった。


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