2009 北海道一周 一人旅 92日目 豊富~稚内抜海村サイクリング
2009年8月16日
昨夜は初めての場所での車中泊だったので少し不安もあったのだが トラブルもなく快適に寝ることができた。他に車中泊の車はいなくて たまにトイレに寄る車があった以外はとても静かであった。
今日は6:20に起床。外に出てみると全体的に雲は多いのだが 一応 晴れている。まずは近くの幌延ビジターセンターに向かうことにする。
昨日よりも利尻富士がはっきりと見えるのだが、利尻富士の上空には雲がかかっていた。
少し寒かったのだが、30分くらいここの展望台から景色を眺めていた。ここは車の往来もほとんどないのでとても静かな場所なんだよね。
幌延ビジターセンター遊歩道/幌延町
幌延ビジターセンター遊歩道/幌延町
誰も居なかったのでとても静かであった。
道道106号
次は宗谷丘陵方面に行ってみることにする。
道道106号
道道106号で北上していたのだが、牧草ロールだらけの光景があまりにも素晴らしかったので、道道沿いにあった駐車場に車を停めて少し周辺をサイクリングすることにした。
コロコロだらけ
道道106号
自転車に乗っている人が結構居た。単独で北海道を周っている人や6~7人の集団でサイクリングをしている学生も居た。
道道106号
ライダーも沢山いた。二割程度のライダーが自分にも手を振って挨拶をしてくれた。後半はバイクが通る度に自分から手を振っていたのだが、殆どのバイクは挨拶を返してくれた。
道道106号
写真では判りにくいのだが、進行方面には大きな雨雲が現れて来たので、この辺りで引き返した。
道道106号
途中、海岸に抜けられる道があったので少し海岸にいってみた。
道道106号
しかし この道路はよく見ると虫の死骸だらけであった。トンボ、カナブン、チョウ、ハチなど昆虫の死骸が散乱していた。みんな走行中の車と衝突した虫の死骸である。前にも書いたのだが 人間の生活は沢山の犠牲の上で成り立っているのである。
こうほねの家/稚内市
今度はこうほねの家の駐車場に車を停めてまた周辺を自転車で散策することにした。
道道106号/稚内市
とりあえず道道106号を北上して行く。
沼の名前は不明なのだが、意外にいい感じの沼があった。
道道106号/稚内市
道道106号/稚内市
ここを右折する。右折するとスタート地点のこうほねの家に戻ることができる。
道道510号/稚内市
抜海駅に寄り道をしてから道道510号を道なりに進んで行った。
サイロと納屋
道道510号に入ると車の往来はほとんどなかった。一箇所だけ急な上り坂があったのでかなり疲れた。
道道811号/稚内市
道道510号~道道811号と進んでいく。
道道811号/稚内市
この辺りはうまく言えないのだがとても良かった。車の往来も殆ど無くて周りには何もないのだが、これぞ北海道といった感じの場所であった。
道道811号/稚内市
何となく寂しげな雰囲気に見えてしまうサイロには惹かれるものがあるんだよね。
道道811号/稚内市
道道811号を通って行くとやがて道道106号に差し掛かる。
車に戻ると14:00を過ぎていたので、もう今日は宗谷丘陵に行くのはやめることにした。
稚内市街で洗濯を済ます。コインランドリーは去年よりも値上げをしていたのだが、乾燥まで一気に仕上げてくれるタイプの濯機機なので手間が省けて助かる。洗濯が完了した後は牛丼屋で飯を食ったり 西條デパートで食料を買い込んでから稚内温泉童夢に向かった。
温泉の前に少し稚内公園に寄ってみた。眼下には稚内港が見える。丁度 利礼航路のフェリーが港から出航していた。
稚内公園/稚内市
童夢温泉/稚内市
稚内温泉はめっちゃ混んでいた。
夕日が丘パーキング/稚内市
18:00 夕日が丘パーキングに到着。今日はここで寝ることにした。
ここで寝るのは初めてなので少し不安だったのだが、到着すると既に車中泊をしている車もあったので一安心である。
今日の自転車の散策はとても印象に残った。地元では絶対に味わうことのできない雰囲気を体感できた。
明日の天気は曇りらしいのだが、もしも 明日天気がよかったら稚内駅から宗谷岬までを自転車で往復しようと思っている。
しかし 夜は寒いな。特に外は風が強いので、体感的には一桁台の気温に感じてしまうくらいの寒さであった。