2009 北海道一人旅 109日目-2 藻琴山~摩周湖~オンネトー
頂上手前の広場から撮影
途中、頂上の少し手前には開けている場所がある。ここからの屈斜路湖の眺めはなかなかであった。
右の視界が開けてきた。
藻琴山
山頂に到着して藻琴山を制覇。
摩周岳方面
途中ですれ違ったのは一人だけで山頂には誰も居なかったので嬉しかった。
阿寒湖方面
屈斜路湖全体を見渡せるので正に絶景で、美幌峠とは違った角度で屈斜路湖が一望できた。
藻琴山
汗だくである。虫に殺られるのが嫌なので あんま服を脱ぎたくはないのだが、あまりにも暑いのでTシャツ一枚になって水をガブ飲みしながら少し休憩していた。
藻琴山
山頂からは屈斜路湖方面しかほとんど見えなかった。逆側は草が邪魔で殆ど見えなかったのが残念だったのだが これでも十分に満足であった。
あと山頂にはハエが非常に多かったわ。
しかし たったの50分の登山で、これだけの景色を見ることができるのだから、この山はかなりお勧めの山である。
藻琴山
山頂からの屈斜路湖の絶景や、これから登る斜里岳や阿寒の山を見ていると いよいよこの旅も佳境に突入してきたことを実感する。そして この道東と離島を周ったらいよいよこの旅も終了である。あとどのくらいの期間がかかるのかは分からないのだが、もうこの旅の終わりが近づいて来ているのは間違いない。屈斜路湖を見ながら もうすぐこの旅も終了するのかと思っていたら何だか急に悲しくなってきた。
しばらくここから景色を眺めていたかったのだが、阿寒方面の雨雲がどんどんこっちに近づいてきたので下山することにする。
藻琴山
下山している途中、何だか背中には違和感がある。まさか山ダニに殺られたのか?一刻も早く風呂に入って背中を確認したい。駐車場に戻って速攻で着替えを済ませた後は川湯温泉に向かった。
藻琴山展望駐車公園
通り道なので藻琴山展望駐車公園に少し寄り道。
国道391号/弟子屈町
川湯温泉に向かった。
HOを使って温泉に入る。早速 違和感のあった背中をチェックしてみたのだが、山ダニには殺られていなかったので安堵する。しかし 普通に入れば1,200円もする温泉にただで入れるのだから本当にこの温泉無料パスポートは有り難いわ。
温泉から上がってさっぱりした後は摩周湖に向かった。
摩周湖/弟子屈町
14:20 摩周湖に到着。雨の翌日に水が濁っていることは学習済みなのであるが、案の定 摩周湖の水は濁っていた(写真だとそこそこ青くみえる)しかし このレベルでも摩周湖は十分に満足できるんだけどね。
摩周湖/弟子屈町
しかし あと何回この摩周湖に来るのかは分からないのだが、去年見たような素晴らしい摩周ブルーを見ることは多分無理なような気がするな。
摩周湖/弟子屈町
この山が今日最初に登ろうと思っていた摩周岳である。この山は近々登る予定なのだが、たぶん隣の山の西別岳ルートから登ると思うんだよね。
弟子屈町
次は900草原に向かった。
900草原展望台/弟子屈町
900草原展望台に到着すると観光客は殆ど居なかった。
900草原展望台/弟子屈町
阿寒湖方面
真ん中に見える山は雄阿寒岳である。その左には薄っすらと雌阿寒岳と阿寒富士が見える。ここから阿寒の山を見ていたら明日は雌阿寒岳に登ろうと思った。
国道241号
雌阿寒岳登山口のあるオンネトーに向かっていたのだが、少し肌寒い。
ちなみに電光掲示板の気温は19度と表示されていた。
峠越えの途中の山道にはシカが道路のすぐ脇まで出てきていたのでびっくりした。鹿に注意しながら運転してオンネトーに向かった。
弟子屈町
ペンケトーが見える展望台にちと寄り道
釧路市
雲に隠れてしまっている山は雄阿寒岳である。
セイコーマート
阿寒湖の近くのセイコマで食料を買い込んでからオンネトーに向かった。
オンネトー/足寄町
オンネトーに到着すると誰も居ない。写真は明るく撮影されているのだが 実際は既に結構暗い。
オンネトー/足寄町
こんな遅い時間にオンネトーに来たのは初めてなのでとても新鮮にオンネトーが見えた。とても神秘的な感じに見えたのでしばらくぼけーっとここからオンネトーを眺めていた。
オンネトー/足寄町
カメラ性能の向上でまだ少し明るく見えるのだが実際はもう真っ暗であった。
この時間になると静寂云々ではなくて怖いレベルであった。しかし 夜のオンネトーなんか中々来る機会がないので今日はここまで来て良かったわ。
しかし 日が沈むのが早くなったなぁ。6月は真っ暗になるのは19:30過ぎだったのだが、もう今日は18:30ごろには真っ暗になっていたからね。
この後はすぐ近く駐車場に向かって本日終了である。駐車場には2台の車が車中泊をしていた。20:00過ぎに歯を磨きに外に出るととにかく寒い。凍えそうになってしまった。そして駐車場の周辺はめちゃくちゃ静かであった。あと携帯が圏外なのは痛かった。
明日はこの旅で楽しみにしていた雌阿寒岳にいよいよ登ることになる。