北海道ツーリング スーパーカブの旅 17日目-1 本別静山キャンプ場~津別峠展望台
本別静山キャンプ場/本別町
2017年7月13日 木曜日
5:40 起床。外は霧が発生しているのだが、東の空からは日も差し込んできていた。
本別静山キャンプ場/本別町
歯を磨きながらキャンプ場を見渡すと第一キャンプ場はガラガラでテントは4~5張り程度で、車中泊の車は二箇所の駐車場で5台程度の車が車中泊をしていた。そして 昨日 色々と話したおっちゃんライダーのテントは既になくなっていた。5:00に出発するって言っていたので、昨日のうちに挨拶は済ませていたのだが、しかし早いな。北海道には4日間しかいられないのでかなりハードなスケジュールを組んで北海道を回っていると言っていた。歯磨きを済ませバイクに行くとリアボックスの上に缶コーヒーが置いてあった。たぶん おっちゃんライダーが置いていってくれたのだろうな。ありがとうございます。
今日も天気が良さそうなので自分も早めに出発することにする。撤収作業をしていると霧はどんどん消えていき晴れ上がってきたので朝からちと暑い。撤収作業をしているだけで汗をかいてしまった。
本別静山キャンプ場/本別町
本別静山キャンプ場/本別町
7:20 半袖半ズボンで出発。 今日もめっちゃ焼けそうだけどもうかまわない。どんどん日焼けしたるわ(笑)今日も快晴が期待できそうなのでルンルン気分で出発する。
道道658号/本別町
今日は国道392号を通って白糠線の廃線跡巡りをしながら釧路~根室方面に行こうかとも思っていたのだが、これだけ天気がいいなら摩周湖経由で中標津方面に行くほうがいいだろう。ただ フルパッキング状態だと重くてエンジンに負担がかかるので、摩周湖に行く前にテントは張りたいんだよね。今日は何処で寝ようかな?まあ 寝床(テントを張る場所)のことは後で考えることにして、とりあえず摩周湖方面に向かう事にした。
本別市街
国道242号/本別町
国道242号/足寄町のカントリーサイン
道の駅あしょろ銀河ホール21/足寄町
道の駅に到着すると道の駅が開くのを待っている若者がおったのだが、この若者が自分をめっちゃガン見してくるんだよね。リストラされた哀れなおっさんみたいな目で自分の事を見てるのだが、そんな目で見やんといてくれよ(笑)
道の駅あしょろ銀河ホール21/足寄町
セイコマで朝飯タイム
ここの先からはどっちのルートで行こうかな?
1 足寄~オンネトー~阿寒湖~摩周湖(国道241号)
2 足寄~陸別~津別市街~津別峠~摩周湖(国道240号~道々51号など)
迷ったのだが 結局 2のルートで行く事にした。
今日は天気が良いので何となくガラガラの道をゆっくりと走りたい気分なんだよね。1のルートも道は空いていると思うのだが、2のルートだともっとガラガラだと思うんだよね。だから今日は2のルートで弟子屈市街まで行くことにした。
愛冠駅入り口
国道242号で陸別方面に向かっていると愛冠駅があったので寄ってみる。
愛冠駅/足寄町
愛冠駅に到着すると車が駅舎に横付けされて停まっていて入り口が少し開いていて中に人がいるのが分かった。人がいたので中は覗かなかったのだが、明らかに人が住んでいるような感じで駅舎内が綺麗に整理されているのが遠くからでも判った。誰かここで暮らしているのだろうか?駅舎を買い取った人が、何らかの理由でここの駅舎で暮らしているのだろうか?
愛の泉/足寄町
いぶかしく思いながら駅の目の前にある水汲み場で湧水を汲んでいく。
※後で調べたら ここの駅舎は夏限定でうどん屋になっていたらしい。この時はたぶんご主人が仕込みをしていたと思われる。
国道242号
コロコロ
国道242号
めっちゃ気持ちいい。2日連続の晴天なのでテンション爆上がりである。
国道242号
陸別町はカブトムシが有名だったのか?
道の駅オーロラタウン93りくべつ/陸別町
道の駅の駐車場に到着するとサラリーマンの方が3人いたのだが、この3人にガン見されたので恥ずかしかった。
道の駅オーロラタウン93りくべつ/陸別町
バイクから降りるとだいぶ暑い。道の駅前に設置されている温度計は既に27℃になっていた。
道の駅オーロラタウン93りくべつ/陸別町
ここからは帯広行きのバスが出ているようだ。時刻表を見ていたら たまにはゆっくりとバス旅もしてみたいなと思った。
道の駅オーロラタウン93りくべつ/陸別町
道道51号/陸別町
道道51号/陸別町
道道51号/津別町
天気が良いのでチミケップ湖に寄りたかったのだが、このフルパッキングのバイクでは行けないのでチミケップ湖はパスした。カブ旅だとダート走行ができないのが辛いところである。
国道240号/津別町
道道588号/津別町
津別峠に向かう。
道道588号/津別町
人も車も全然通っていない。お気に入りの音楽を口ずさみながら走る。めっちゃ気持ちいい。
道道588号/津別町
通行止め
まさかの通行止めに愕然とする。
この看板もっとはるか手前に立てとけや!と切れまくっていたのだがもはや後の祭りである。
ここで通行止めなんて言われても困るのだが・・・
迂回路なんて無いので津別市街まで(約20km)戻らなければならない。
道道588号/津別町
道道588号/津別町
どうやら津別峠展望台までは行けるらしい。展望台の入り口から先が通行止めになっているようなので、とりあえず通行止めの場所まで行ってみて、バイクが通れるスペースがあったら入っていこうと思っている。ここからUターンして摩周湖に行くなんて罰ゲームすぎるからね。
道道588号/津別町
勾配が9%あるのでエンジンに掛かる負担は大きい。カブは初っ端から悲鳴をあげているのだがどんどんのぼっていく。途中では造園業者の方々が休憩をしていた。
津別峠展望台入り口
道道588号/津別町
展望台までは行けるのだが道道588号はここまである。鎖がほどけたら行ったろうと思っていたのだが、ほどけないので諦めるしかない。途方に暮れてしまったのだが、とりあえず津別峠展望台まで行くことにした。
しかし 展望台入り口から先は更に勾配がキツくなったので50ccのカブにはマジでキツかった。特に最後の数百mは勾配がキツすぎで、マジでエンジンが壊れちゃうんじゃないかと思えるくらいまでエンジンは悲鳴をあげていた。
津別峠展望台/津別町
エンジンを酷使して何とか展望台に到着。誰もいないと思ったのだが台湾人のカップルがレンタカーで来ていた。このカップルもまさか津別峠が通行止めだなんて知らなかったのでここまで来ちゃったんだろうな。かわいそうに。
津別峠展望台/津別町
展望台の中に入ると休憩スペースがあるのだが、壁には野宿禁止で見つけた場合は通報するような書き込みが張ってあった。前はここで蕎麦やうどんが食べられたのだが、いつの間にか売店もなくなっていた。
津別峠展望台/津別町
階段を上がって最上階から景色を眺める。台湾人カップルがいなくなったので展望台を独占することができた。
津別峠展望台/津別町
音楽を切ると鳥のさえずりがめっちゃいい感じで響き渡っている。眺めも最高でしばし見入ってしまうほどであった。
津別峠展望台/津別町
津別峠展望台/津別町
津別峠展望台/津別町
阿寒の山並みもめっちゃよく見えた。
通行止めは痛かったのだが、こんな素敵な景色を独占できのだからまあええかと自分を納得させて絶景の津別峠展望台を後にして来た道を戻ってこの後は津別市街に戻ることにした。 ←ブログ読んで下さってありがとうございます。