しょうきち

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道の駅 しほろ温泉


 
2009年6月10日  北海道 車中泊の旅 25日目

              
6:00過ぎに起きると朝から晴れている。朝から晴れているのは久々の感じがするのでめっちゃ嬉しい。


昨夜やりかけたままになっていた写真のバックアップ作業を済ませて7:30に出発。今日は東ヌプカウシヌプリに登る予定である。
 





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国道274号





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道道85号で登山口に向かう。






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扇ヶ原展望台に寄ってみた。





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ガスっていて見晴らしはあまり良くなかった。




 
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扇ヶ原展望台





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千畳くずれ



扇ヶ原展望台から少し先に進むと千畳くずれがある。







 
ここから2~3分で東ヌプカウシヌプリの登山口に到着。しかし この山は片道1時間と少し物足りない山なのでここで迷いが生じた。このすぐ先には白雲山と天望山という山があって、ここの山頂からは然別湖が俯瞰できて、更に秘境といわれている東雲湖にも行ける山がすぐ近くにあるのである。折角の晴天だし東ヌプカウシヌプリはいつでも2~3時間で登れるので、今日は急遽 白雲山~天望山~東雲湖を登ることに変更した。
 
 




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登山道入り口からの然別湖




 
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白雲山登山道入り口




登山道入り口に到着すると、たくさんの車が既に停車していて車を置くスペースがないんだけど。
とにかく もう車を停めるスペースが無いので、入り口付近に無理矢理車を停めて、早速 支度をして出発した。





 
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秘境の東雲湖はこのまま然別湖の湖畔沿いを90分くらい歩くと到着するのだが、まずは天望山に向かった。

 



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こんな感じの道が続く。



しかし この山はいきなりきつい。いきなり単独の女性と50代前後の男性に抜かれてしまいどんん彼らから遅れてしまった。ここで自分の体力の無さを痛感した。まじで情けなかった。ヘコみながら登っていく。






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しばらくすると然別湖が少し見えてくる。ここからでもそこそこ良い感じなので、山頂からの然別湖はめちゃめちゃ期待できそうである。






 
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山頂が見えてきた






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しかし めちゃめちゃ辛い。急に登ることになったので、下調べをしていなかったのだが、こんなにきつい山だとは思わなかった。






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休み休み登っていく。






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頂上の直前にはかなり急な巨大な岩山があった。これ何処を登んのよ?何処を登れは良いのかが判らないんだけど。







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半泣きしながらゆっくりと登っていくと・・・








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山頂に到着した。やったぞ!!


 

そして、あまりの絶景に「おおーっ!凄いなーっ!」と声を出しながら感動してしまった。








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眼下に広がる然別湖





しかし この山頂には60歳前後のおばちゃんが居てたのでびっくりした。このおばちゃんもあのゴツゴツとした巨大な岩を登ってきたのか?




このおばちゃん達は自分と入れ代わりに下山したので山頂には誰も居なくなった。









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この絶景を独り占め。まじで最高やわ(笑)






 
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十勝平野は雲に隠れてしまっていたのが残念であった。



 


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まじで絶景であった。








やがて自分が来た道と逆方向から3人の方々がやってきたので軽く挨拶をして次は天望山に向かった。
 
 








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しかし この白雲山の山頂から天望山に向かう道はもの凄い急斜面だったので下りるのも一苦労であった。







 



今度はこの山に登る






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ここでやっと分岐点に差し掛かかる。もうくたくたなので天望山はパスしたいのだが根性で登っていく。






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とにかく辛い。今日は水を2リットル用意していたのだがもう殆ど水がないし、更に途中で道を間違えてしまったので大幅に体力も消費してしまった。


半べそ状態でゆっくりと登っていく。






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深いササ道


山ダニに殺られた自分にとってここを歩くのはめちゃめちゃ辛かった。








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そして12:30山頂に到着。



天望山制覇。







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この山からは温泉街が正面に見えた。






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しかし この山はさっきの山よりもインパクトが弱いな。





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首から山ダニに侵入されるのが怖いので首にはタオルを巻いていた(笑)
だからめちゃめちゃ暑いんだよね。


 

とにかく疲れているのでここで少し休憩。足も少し引き攣っているので辛い。休憩しながらも山ダニが服に付着していないか念入りにチェックする。
 


ほんの少しだけ残っていた水を飲んで水分を補給する。これで完全に水が無くなってしまった。そうか 水は2リットルでは足りないのか。次回から水は4リットル用意することにしよう。




もう動けないのだが、今日の最大の目的は東雲湖なので頑張って出発する。








あとは下りだけなので楽である。



しかし 楽なのは僅かであった。









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何とこの道は、途中から道が無くなってしまっていたのである。正確には笹に覆われてしまっていて、道が完全に隠れてしまっていたのである。ジャングルの中を歩いている感じであった







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もう泣きたくなってきた。驚異的に疲れているのだが、無事に下山したい一心でなんとか頑張って下りていく。唯一の手掛かりは赤いリボンの目印である。この赤いリボンのある所ある所を目指して下りていく。笹まみれの笹原を掻い潜って下りていく。この時は山ダニの恐怖よりも遭難の恐怖の方が勝っていた。








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やがて少し湖が見えてきた。これが秘境の東雲湖である。これでかなり安心した。この東雲湖に行けば道があるので、ここからはこの東雲湖を目指せば良いのである。









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少しずつ確実に東雲湖が近づいてくる。











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微かに道が見えてきた


 



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道やああ!!助かった!!







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何とか無事に東雲湖に到着。



到着すると、何とここには一人のおばちゃんが横になって寝ていたのでびっくりした。初めは倒れているのかとも思ったのだが、このおばちゃんは目を閉じてこの東雲湖の独特の雰囲気を心で感じていたのだろう。自分はもう極限の疲労でこの静寂感などを感じる余裕はなかったのだが、後日 大沼というニセコの湖を訪れた時に、このおばちゃんが目を閉じていた気持ちが理解できた。誰も居ない湖で耳を傾けると色々な方向から鳥の囀りや風の音などが聞こえてくる。このおばちゃんは、目を閉じてこの鳥の囀りなどの自然な声に心を酔わされていたのだろう。









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おばちゃんとは対照的で、もう自分にこの静寂を感じる余裕はなかった。東雲湖はここからこの笹を掻い潜って行かなければならないのだが、もう動けないし、この山ダニまみれの笹原を掻い潜るのもゴメンである。秘境の東雲湖の目前なのに、東雲湖なんてどうでもいいとこの時は思っていた。それくらい極限に疲れていたのである。結局 湖畔までは行かないで道端に座り込んでしばらく休憩していた。もう自分はここで十分満足であった。



しばらく休憩して少し体力が回復してきたので駐車場に戻ることにした。



ここから駐車場までは90分くらいらしいのだが、今の自分なら120分は掛かるだろう。あと2時間も歩くのかよ。まじで泣きたいのだが。喉もからからで辛いし。もう最悪であった。








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湖畔沿いの平坦な道を歩いているのだが、然別湖も殆ど見えない道なので全然おもんないし。ちんたら歩いていたらさっきのおばちゃんに途中で一気に抜かれたし。なんかめっちゃ自分が情けなくなってきた。








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吐き気がしてきた。もう動かれへん。






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やがて温泉街のホテルが見えてきた。あと一息。









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15:40にやっと駐車場に到着。出発前にあれだけ停まっていた車は二台しか停まっていなくて、もうみんな既にお帰りであった。


とにかく疲れた。山ダニが不安なので駐車場で着替える。誰も居ないのでパンツまで着替える。早く風呂で山ダニに殺られていないかチェックがしたい。山ダニが服に付いていないか調べると、襟のちょい下のジャージの裏側に山ダニがいて驚愕する。危なかった。もう少しでまた山ダニに殺られるところだった。



 
とにかく風呂に入りたい。この先には山田温泉があるので山田温泉に速攻で向かった。

 








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山田温泉に到着。

 





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しかし 山田温泉はまだ冬季休業中であった。
 
 

張り紙には6月1日から営業と書いてある。もう既に6月なのだが・・・
とにかく休みなので風呂は糠平温泉で入ることにした。







 
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糠平温泉湯元館



 
やっとのこと糠平温泉に到着。ご主人は気さくで感じの良い人であった。お金をご主人に払って早速温泉に入る。まずは喉がからからなので蛇から水を飲みまくる。うわー。冷たくてむっちゃうまい!!そして誰も居ない温泉で山ダニを入念にチェック。体の柔らかい皮膚を山ダニは好むので、全身を入念にチェック。ア◯ルまでチェックして山ダニに殺られていないことを確認してから温泉を満喫した。








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糠平温泉バスターミナルの隣りにある駐車場




 
とにかく今日は疲れた。今日はここで寝る。